2010年4月アーカイブ

私たちの胃腸やヒフに来ている毛細血管は、交感神経の緊張している時は収縮して、血行はあまり良くありません。

心配事がある時は交感神経が緊張している時ですから、心臓はドキドキしていても顔色は青くなるのはそのせいです。

逆に睡眠中は副交感神経の働きで毛細血管の流れが良いため、ヒフに充分に栄養が供給され、表皮細胞の分裂も活発になるわけです。

このように交感神経と副交感神経は、一方が活動している時は一方は休んでいるので、仕事が終って家に帰っても、仕事のことが気になったり、還境が騒がしかったりすると交感神経は静まりません。

こんな時に食事をしても、副交感神経が高まらないため、胃腸の働きが活発にならず、消化も充分に行われずに胃腸に負担がかかって、胃腸が弱くなります。

気を使う職務の男性に胃カイヨウが多いのもそのせいですし、働く女性に便秘が多いのも、朝出勤の準備などで交感神経が緊張しているからなのです。

このように、交感神経ばかり活発になって副交感神経が高まらないのを、交感神経緊張症とか自律神経失調症と呼んでいるわけです。

現在の都会の人間にはこうした自律神経失調症が多く、そのために胃、腸、腎臓、肝臓などの不調を招く都会病が増えています。

もちろん、女性の肌は、このために荒れたり衰えたりしますし、神経性にきびといわれるブツブツも出来てくるのです。

やはり、仕事が終ったら心の切りかえをして、副交感神経の高まる環境づくりを心掛けるようにしたいものですね。

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